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『Le violon d’Hitler』と『Museum』

 最近読んだミステリー2冊。

 本ばかり読んで、仕事はちゃんとしてるのか、と心配しないように。
 そのうち仕事に関するブログを独立させることにした。このブログは内部供覧用のプライヴェート・ブログとして残す。

 Igal Shamir の『ヒトラーのヴァイオリン』
 Veronique Roy の『ミュージアム』

 どちらも、惹句のSDpoIbkvY0=">5qeL5oiQ要素がすごく魅力的だった。

 前者の作者は現役のヴァイオリニストで、イスラエル空軍のパイロットでもあった。
 1940年のパリで、ヴァイオリニストのグスタフ・シュルツがコンサートの後でヒトラーに処刑される。
 現代、ナチの残党狩りに携わるイスラエルの諜報員であるヴァイオリニストが、その謎を追って、ヴァチカンやヴェニスやパリやジュネーヴを調査して回る。モンテヴェルディのオルフェオの譜に書かれた暗号とは?
 400年前の音の秘密とは? アートの創造のミステリーが、20世紀の歴史の暗部とどう関わるのか・・・

 内容をすごく知りたい。で、読んでしまった。時間がないので途中を飛ばして、誘惑に負けて結末を読んだ。

 ・・・

 それなりに、である。「芸術創造の秘密」を、小説で手軽に得ようというのは安易過ぎた。

 後者は、パリの自然歴史博物館が舞台。銀河系外から地SDmlrnms5U=">5LiKに着いた隕石に生命の痕跡が見つかった。
 地球生命は隕石に乗って地球外からやってきたのかもしれない。それを調査するのが、無神論者のアメリカ遺伝学者と、ヴァチカンの宇宙物理学者マニャーニ神父。  
 天地創造原理主義のグランドデザイン論を唱える福音派生物学者と、環境因子を全く排除する「遺伝子原理主義」の生物学者や、科学と宗教を和解させようとする「調和引力」論者らが対立する中で、博物館で起こる連続猟奇殺

 これも、すごく内容を知りたい、ディティールも知りたい。5月にSDjgqzjgqTjg4k=">5pel5pysに行く時に、飛行機の中で読もうと思って空港で買ったのに、映画を見ちゃって読めなかった。でも、読めないと、秘伝が書いてあるような気がする。出会いが待ってる気がする。

 で、読んでしまった。

 うーん、こっちの方が読み応えがあったかな。
 
 結論はこうだ。

 すごく私の興味を引くSDpoIbkvY0=">5qeL5oiQ物の詰まっている小説って言うのは、要するに、すでに私はその要素について、自分で小説を書けちゃいそうなくらいいろいろ考えたり調べたりしてるわけだから、既成の小説をがんばって読んでも、しい発見は大してないということである。

 同じ「薀蓄ミステリー」なら、日光東照宮の秘密とか、SDjgqzjgqTjg4k=">5pel5pysもので「へー」って感心できるもののほうがましかもしれないな。ただ、そういう、古代や中世SDjgqzjgqTjg4k=">5pel5pysの薀蓄ものとかは、こっちに基礎になる知識のストックがないので、感心した後ですぐ忘れてしまう率が高い。ま、SDjgqzjgqTjg4k=">5pel5pysの「伝奇もの」もそれなりに読んでるんで、「トンでも知識」はそれなりにストックされてきたけどね。

リフトにて
左のロープーウェーみたいなの想像してたら右の宙ぶらりんリフトだぜ?でもって乗ってしばらくしてロープーウェーもあること知っちゃったぜ?


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